家族が出かけけるのを見送りながら「気をつけて行ってらっしゃい」と、道中の安全を祈ること。応援しているスポーツ選手の勝利を願うこと。日々の生活の中では、他の人に対して「思い」を向けるということを、さまざまな形で自然に行っていることでしょう。
そうした「誰かの思い」が自分自身にも向けられていることに意識したことはあるでしょうか。
いよいよ、明日は、都立高校入試日です。
受験生のご家庭では、これまで体調に気を配り、塾での学習にも気遣いながら、いつも陰で支えていただきました。
きっと明日の朝、受験に向かう子どもの後ろ姿に、“どうか子どもの努力が報われますように”と温かい思いがむけられていることでしょう。
受験生の皆さんにとっては、自分のやるべきこと、目標に向かっていることで、今は精一杯かと思います。
一段落してほっとした時に、きっと周りの温かい思いに気づくことでしょう。直接的にではないこともありますが、周りのみんなから愛され大切に育てられていることに気づくことで、「生きる力」が湧いてくると思います。
受験が過ぎると、中学卒業、高校入学と大きな節目の時です。
新しい環境に向けて、新しい自分との出会いに向けて、一歩一歩と育んでいくことを願っています。
受験に向けてできることを試行錯誤しながらやってきました。いつも
礼儀正しく、お友達にもやさしく、目標に向かって日々努力を続けてきた塾生に、たくさんの励みや元気をもらいました。
あなたたちに出会えたことに感謝の気持ちでいっぱいです。