日本の高校生を対象にした意識調査によれば、他国に比べて自分自身を過小評価する傾向がますます高まってきているようです。つまり、自分自身の能力や値打ちを低く評価する人が十代に増えているのです。
みなさんは、いかがですか?自己評価とは、その人間の能力や価値を示すバロメーターになっているということです。なので、その程度に応じてしか自分の力を発揮することができません。いろいろな可能性能力が備わっているのに、その能力にふたをしてしまうことになるのです。どんな人のなかにもはかり知れない偉大な存在価値が備わっています。その価値は勉強やテストの成績だけで決めつけることは決してできないものです。
また、それぞれ人生のどのタイミングで引き出されてくるかが、人によって違っています。十代のみなさんにとっては、学業の成績が自分の能力をはかる上で大きな影響を持つことでしょう。
良い成績が結果に表れるとことで、自信がついてくることにもつながります。成績が良くないことがあっても、決して自分に悲観的にならないようにしてほしいです。
どうしたら眠っている能力を引き出せるかを考えて努力をしていくことが大切だと考えます。頑張ってもなかなか結果がともなわないことから、投げだしたくなることもあるかもしれません。でも家族の方々や周りの人が静かに見守り応援してくれていることにも気づけると、きっと道が開かれるのではないかと思います。